アイドルもの 第二話


前回までのあらすじ

私は花も恥じらう女子高生、岡沢アイ!
でも……ドジでいつも失敗ばかり……☆

そんな私が、アイドルに!?
Pと名乗る男にアイドルに勧誘されたの!☆
でも……買い食いしてたら財布をなくして無銭飲食に!?
やっぱり私ってドジ~!☆☆☆

警察に誘拐されたけどなんとか脱出!☆
たくさんの警察に追われて絶体絶命の私の前に、なんとPが現れて……☆


岡沢アイ(17)

  • ドジっ子だけど、底抜けの明るさで突破するよ☆
  • 好きなものは角砂糖!角砂糖みたいな甘い恋がしたいな☆
  • 嫌いなものはトカゲ……小学校のとき、靴箱にビリビリの手紙とトカゲの死骸が入ってたから……☆
  • 口癖は「超えなきゃ、このハードルを!」

アイ「プロデューサーはどうしてあそこに……?」

P「自分の担当アイドルの危機なんだ、来るにきまってるだろ?」

アイ「プ、プロデューサー……☆☆☆」
アイ(やっぱりプロデューサーってすごいなぁ☆)


P(??)

  • アイドル事務所のプロデューサー!
  • 正体不明の謎多き人なんだ☆とってもフシギでスゴイ人☆

モブ警察「警察だ!」ピーポーピーポーファンファンファン

P「来やがったな……!」
P「スピード上げていくぜ……!」ブロロロロロン!!!

モブ警察「止まれ!止まらんと撃つぞ!!!」バキュンバキュン
モブ警察「犯人は国道4号線を北に向かって逃走中!応援頼む!」

アイ「はわっ☆すごいパトカー来てるよぉ!☆」

P「シートベルトはちゃんとしてるか?」
P「いいぜ……俺のドライブテクを見せつけてやるよ!」ギャリギャリギャリ!!!

モブ警察「な、なんだあのドリフトは!」
モブ警察「危険運転も追加だー!!!」

一般車両「キキーッ」
一般車両「プップー」
一般人「テメー アブネエ ダロウガ!」プップー
一般人「コロスゾ カスガ!」プップー
一般人「シネ ゴミガ!」プップー


P「よし……この橋を渡ればひとまず安心だな……」ブゥゥゥゥゥン

アイ「もしかして、プロデューサーってレーサーとかやってた?☆」

P「ん?グリーンベレーとCIAの職員をちょっとな……」

アイ「へえ~なんかわかんないけどすごそう☆」
アイ「あっ!見て!橋の向こうにいっぱいパトカーがいるよ!☆」

P「くっ!封鎖されたか!」

アイ「私あんなにいっぱいのパトカー初めて見たかも~☆☆☆」

P「後ろからもパトカーが……!」

警察「君たちは包囲されている!」


警察(33)

  • 正義が大好き!子供のころの夢は変身ヒーローだった
  • 好きなものは冷凍チャーハン
  • 嫌いなものは悪!
  • 愛読書は「走れメロス」

アイ「うう~前門の前門、後門の後門だよぉ……」

P「いいや、逃げ道はあるね!」
P「橋の欄干を破壊する!!!」ブロロロオッ!!

モブ警察「なにぃっ!?橋の欄干を破壊するだとぉっ!」

P「くそっ!橋の欄干が硬い!」ガンッガンッ!

警察「な、なにやってんだあいつ……」

アイ「そんなぁ……☆」
アイ「でも……」
アイ「超えなきゃ、この欄干《ハードル》を!☆☆☆」

P「うおおおおお!!!!!!!!」ブロロロオッ!!!!!

(車が空を飛んでいる様子を下からスローカメラで映す)

モブ警察「なにぃっ!?なんか道路に生えてるあの謎ポールを足場にして飛んだ!?」

警察「な……なんだとっ!!??」

バシャアアアアン!!!ブロロロロロ!!!

モブ警察「川に落ちました!逃げられます!」

警察「……」
警察「なんてやつだ……」


── 夜になった ──

ブロロロロ……

キキーッ

P「よし、今日はここで野宿するか」

パチ……パチ……

アイ「あの……☆」
アイ「プロデューサー……迷惑かけちゃって、その……☆」
アイ「ごめん、ね……☆」

パサ……

アイ「プロデューサー……?」

P「野宿は冷えるし体力が奪われる、できるだけ寝ておけ」

アイ「……うん……☆」

パチ……パチ……

P「俺は、こうなることを……」
P「どこかで、望んでいたのかもな……」

(ロケットを取り出して開くと、女性の写真が入っている)

P「なあ、Q……」

(♪~エンディングテーマ)


(暗い部屋に男性が座っている)

ニュース「次のニュースです」
ニュース「JKが食い逃げ後、脱獄しました」
ニュース「協力者のプロデューサーともども、警察は行方を追っています」

男性「……」ズズ(コーヒーをすする)

ニュース「JKとプロデューサーの顔はこちら、懸賞金は現在……」

男性「……やはり生きていたか……」
男性「コードネーム『P』」